株式会社城口研究所

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建築現場の情報共有・更新作業をiPadでデジタル化

水と空気のスペシャリストたちの業務効率化を支えるCLOMO

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  • POINT 1

    ペーパーレスで時間・コストの削減

    従来は図面の印刷、製本、差し替えなどの手間がかかっていたが、iPadの導入でペーパーレスに。各種作業にかかる時間と労力、コストを大幅に削減。

  • POINT 2

    400台以上の端末のキッティング作業を効率化

    CLOMOの導入により、それまで一台一台やってきたキッティングの作業の効率化を実現。手間と時間の節約になった。

  • POINT 3

    充実のサポートでスムーズに導入・運用

    サポートが繋がりやすく、メールや電話などで丁寧かつ迅速に対応。困ったことがあってもすぐに解決。


1917年に創業以来、「環境衛生の向上を通じて社会に貢献する」という創業の精神を基に、衛生設備を主軸として建築設備の設計・施行を行う城口研究所。札幌、東北、東京、横浜、名古屋、大阪に拠点を構え、給排水衛生設備業界のリーディングカンパニーとして技術の開発・研究に励み社会の発展と生活文化の向上に貢献しています。同社では全社員にiPhoneを配布しているだけでなく、業務のデジタル化に向けて社員にiPadを導入し、「CLOMO MDM」と「CLOMO MOBILE APP PORTAL」をご利用いただいています。

建築現場における情報の持ち運び・更新作業が、iPad導入により劇的に変化

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ー 業務のデジタル化に向けてiPadを導入されていますが、そもそもiPadを導入したきっかけは何だったのでしょうか。

iPadは現在、技術社員が利用しているのですが、それまでは設計図などをA1サイズで全て印刷・製本して、それを現場へ持っていって使用するというアナログなやり方で資料を持ち運んでいました。それでは情報共有もタイムリーに行えず、更新作業の負担も大きかったことと、ペーパーレスの推進も目指してiPadを導入しました。

ー iPadの導入に対して、抵抗を感じる声などはなかったのでしょうか。

特になかったですね。全社員に一度に配布せず、少しずつ広めていったので、一気に配布して無理に使用してもらおうとしなかったのが良かったのかもしれません。現在もiPadを使っている人と、使っていない人がいる状態です。

ー iPadを活用している現場の方からは、どのような反応がありましたか?

iPadを導入したことで、現場に持っていく荷物が大幅に減るのは大きなメリットですね。
リニューアル工事や改修工事の場合は、必要な図面が2~3枚で済むこともあるのでiPadを持っていかなくても対応できるのですが、新築工事のように多くの情報が必要になる場合には、iPadに必要な情報を入れて持っていけば、重い荷物を運ばずに済むと好評です。

ー 確かに、現場を行き来する社員にとっては、デバイスに情報が集約できることは大きな利点ですね。他にも社員から何か声は上がっていますか?

どこからでも情報にアクセスできるようになったというのも喜ばれています。
当社では現場や会社のデータをクラウドストレージにアップロードしているので、iPadがあれば社外はもちろん、どこからでもデータにアクセスできます。ささいなことに思われるかもしれませんが、たとえば四十階建てのマンションの新築工事などに携わっていると、地上に降りてくるまでに30分から1時間くらいかかってしまいます。
紙の資料だと、わざわざ地上に降りてデータを閲覧しなくてはなりませんが、iPadがあれば、自分は移動しなくても手元のデバイスで必要な情報を閲覧できるので、上り下りする手間と時間を丸ごとカットできます。
それだけでもかなりの時間短縮になり、業務の大幅な効率化につながります。
他にも、iPadからメールも送れるし、カメラ機能を使えばデジカメを携帯する必要もなくなったので、情報のやり取りがスムーズになりました。

ー 最大で1時間の時間短縮は大きいですね。

はい。他にも、情報が更新された際の手間が大幅に削減されました。紙の資料の場合には、更新の度にPCで作成した図面を印刷して、製本して、修正があったらまた差し替えて・・・という作業を繰り返していたので、かなり時間と労力がかかっていました。iPad導入により製本の手間がなくなると、時間と労力だけでなく、紙資源や印刷コストの節約にもなりました。実際、iPad導入後は紙や印刷の手間やコストが1/3くらいは減ったと思います。

ー 情報の更新作業が複数回に及ぶことを想像すると、かなりの業務効率化に繋がっていますね。

そうですね。あとは、紙の資料だとデータが最新版なのかどうか分かりにくいという問題があったのですが、クラウドストレージで一括管理することで、常に最新のデータを反映させることができます。もちろんクラウドにアップロードする作業を行うのは人なので、100%ということはないのですが、それでも紙資料を使う場合に比べると、古いデータをそのまま使ってしまうというリスクは低減していると思います。

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CLOMOがキッティング作業を効率化、社員による“セルフキッティング”まで実現

ー 貴社ではiPadにもiPhoneにもCLOMO MDMを導入いただいておりますが、導入するに至った理由と経緯を教えてください。

弊社では現在、全社員にiPhoneを配布していますが、もともとはAndroidを導入していました。当初はデバイスだけ渡して、あとは社員の使い方に任せていた状況だったので、それぞれバラバラの設定・環境でデバイスを利用していました。
ただ、社員全員がスマートフォンの扱いに慣れているわけではないので、設定方法や使い方について相談してくる社員も少なくありませんでした。設定も環境も異なるデバイスなので、管理側でも使い方を尋ねられてもわからないことも多かったのです。説明しようとしてもうまく伝わらない部分などがあって、対応にかなり苦労しました。

 

各デバイスの状況の把握と管理を課題に感じていた中で、MDMを導入することでデバイスの設定が統一できたり、キッティングが楽になったりするということを耳にしました。MDMを導入するに当たってクラウドサービスなどの提供を行っている企業に相談したら、CLOMO MDMをご紹介いただいたという経緯です。

ー CLOMO MDMを導入して、具体的にどのようなメリットを感じていますか?

やはり、キッティングの手間がかなり削減されたことですね。
もともとAndroidからiPhoneに乗り換えた理由は、代理店から「キッティングならiPhoneの方が楽ですよ」と言われたことがきっかけでした。
当社は400台以上のデバイスを導入しているので、一台一台キッティングをしようと思うとかなりの手間と時間がかかります。
しかもキッティング作業を2人でやっていたので、すごく大変でした。

 

CLOMOを導入してからは、構成プロファイルを適用するだけでいいということで、キッティングがかなり楽になりました。それも遠隔で適用を完了することができるので、今では管理側ではiPhoneの操作はせず、社員にiPhoneと簡単なマニュアルを渡して、セルフキッティングで対応することができています。

使いやすい操作画面で簡単に運用可能、手厚いサポートにも安心感

ー デバイスを管理する側として、CLOMOの使い勝手などはいかがでしょうか。

とても使いやすいと思います。
例えば、データをCSVで出力してそのまま経理に渡せば、費用の振り分けなども簡単にできるようになりました。
また、デバイスと使用者の結びつけも簡単に管理できています。
Androidを使っていた時は、電話番号をチェックして、このデバイスはこの人が使っている、というのが分かるように表を作って管理していました。当時は人数が少なかったのでそのやり方でも何とかこなせていましたが、今となっては400台以上の端末を管理していますので、難しいと思います。
特に使用者変更の際には返却されたデバイスを初期化して登録し直す作業に手間がかかっていたのですが、CLOMOを導入してからはその作業もすぐに変えられるようになりました。

 

CLOMOの運用自体も隙間時間を使ってできるほど簡単なUIになっています。専門知識がなくても、スムーズに運用できると思います。

ー 今ではCLOMOをかなり使いこなしていただいていますが、導入後に不明点や困ったことはありませんでしたか?

わからないことがあった時は、サポートセンターに電話しています。
他のサービスだと、サポートに電話してもなかなか繋がらなかったり、こちらの意図をきちんと汲み取ってくれなかったりすることが多いのです。
でもアイキューブドシステムズさんは、電話したらすぐに返答してくれて、こちらの言いたいことをしっかり汲み取った上で対応してくれます。さらに、電話が終わったらメールで相談内容を文章に落とし込んでくれたりして、解決した後も最後まで丁寧に対応してくれるので、本当にサポートの質が高いと思います。サポートセンターへ相談して、解決しなかったということが、今まで無いですね。何か困ったことがあると気軽に頼れるので安心感があります。

ー どうもありがとうございました。

※本事例中に記載の内容は掲載時点のものであり、閲覧される時点にて変更されている可能性があることをご了承ください。

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株式会社城口研究所

  • 1917年創業
  • 事業内容:建築設備(給排水衛生設備、空調設備、防災設備)の設計施工、廃水・中水処理施設の設計施工
  • 従業員:166名 *2022年12月現在

CLOMOが解決した課題

  • 紙で持ち歩いていた大量の情報のデジタル化によるペーパーレス実現

  • 図面などの情報の共有・更新作業の効率化

  • デバイスキッティング作業の手間の削減