Apple School Manager活用事例(医療・教育):九州中央リハビリテーション学院

医療人の育成を支えるICT教育
Apple School ManagerをCLOMO MDMでフル活用

アプリを授業で活用し学生の理解を促進。

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    CLOMO MDMとDEPでiPadのキッティングが簡単に

    CLOMO MDMとDEP(Device Enrollment Program)で、入学する生徒数が決定してから一週間ほどでのキッティングを実現。

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    MOBLE APP PORTALでアプリを一斉に配布

    MOBILE APP PORTAL機能を使って管理画面から全端末にアプリの一斉配布が可能。

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    CLOMO MDMとASMでiPadの設定を自動化

    特定のアプリケーションの表示や非表示を設定、ソフトウェアのアップデート制限、紛失・盗難時にデバイスを探すことなどが可能。

平成18年4月に熊本市に設立された、理学療法士、作業療法士、看護師、介護福祉士などを育成する九州中央リハビリテーション学院。 開校当時は作業療法学科と理学療法学科昼間部・理学療法学科夜間部の3科でしたが、平成21年度には看護学科、平成23年度には介護福祉学科、さらに平成29年度からは国際介護学科も設置されています。リハビリテーション・看護・介護の専門知識を備えた多くの医療人を輩出しており、その卒業生は1,250名を越え、現在は741名の学生に対して『知育・体育・徳育』という基本理念のもとに教育を行っています。 同学院では、ICT活用教育を採用しApple School Managerを利用したMDM管理としてアイキューブドシステムズの「CLOMO MDM」「CLOMO MOBILE APP PORTAL」をご利用いただいています。同学院の専務理事 志垣伸太郎様と理学療法学科 専任教員 米ヶ田宜久様にお話を伺いました。




九州中央リハビリテーション学院の外観

ー 一度目の失敗を踏まえiPadとともにMDM導入を検討

九州中央リハビリテーション学院では以前からPCを必携としており、全学生がPCを所持していました。しかし、PC環境は学生ごとに異なり、OSもMicrosoft Officeアプリもバラバラで、管理やサポートが困難な状況にあり、実際に活用される場もレポート作成が主で、インタラクティブ性を持った使い方ができていませんでした。そこで検討されたのがiPadの導入です。

同学院は、2011年という非常に早いタイミングで一度iPadの導入を試したことがありましたが、結果として1年で試験導入を終えました。その理由は、学生の自主性に任せて自由にデバイスを使用させたことにありました。動画の撮影や資料の閲覧に活用されるという良い面もありましたが、授業中にも関わらずゲームを遊ばれてしまったり、紛失や盗難にあった学生が現れたりするなど、学習への効果をうまく生み出すことができませんでした。

米ヶ田さま:感覚的に学習でき、学生の興味を喚起できるという点において、iPadは非常に優れたデバイスです。ですが過去の試験導入では、管理体制を構築しなかったことでうまく運用できませんでした。そこで今回は2011年の失敗を振り返り『Apple School Manager(以下ASM)』とともに、MDMの導入を検討したのです。

同学院が求めた最大の要件は4つ。1つ目は授業に必要なアプリケーションの管理や配布ができること。2つ目はゲームをはじめとした授業に関わりのないアプリのインストールや使用を防ぐこと。3つ目はインターネットの閲覧ができつつもフィルターをかけられること。そして4つ目は生徒の作業状況を確認できることです。そんなとき、元々付き合いがあったNTTドコモから提案を受け、検討されたのが、アイキューブドシステムズのCLOMO MDMでした。

ー 先行事例のないiPad導入で目指したものとは

九州中央リハビリテーション学院がiPadとASM、そしてMDMの導入を検討したのは2016年6月のことです。その後、他のデバイスやOS、サービスとの比較、実機やASMの検証、MDMの検討を経て、11月には仕様を確定しました。2017年1月に教員への先行導入を行い、4月には実際に学生の元へ展開しています。

先行事例がまったくない状態だったことから、導入には苦労されました。学生の正確な人数は4月に入らないと決定しないため、そこから入学までの1週間ほどで設定を行われました。実際にASMをインストールし、動作するところを見るまでは安心できませんでしたが、事前にしっかりセキュリティーポリシーなどを設定する構成プロファイルを作成していたため、学生自身によるSIMの開通を見届けたあとはスムーズに進みました。

米ヶ田さま:CLOMO MDMを導入した理由は、利用状況の確認や機能の設定・制限、紛失・盗難時の対応など、ひとえにASMをフル活用するために有効な機能を備えていたからと言っていいでしょう。加えて本社が福岡県にあり、同じ九州ということで迅速なサポートが期待できる点も大きかったと思います。

最終的に導入したデバイスはiPadセルラーモデル、しかもキーボードやMicrosoft Officeアプリもセットでした。こういった仕様にした狙いは「自宅学習」「キーボード操作の習熟」「Microsoft Officeアプリの習得」の3つを実現することにありました。自宅での学習やレポート作成に必要な環境を整えつつ、同時に社会人に必要とされるスキルを学んでほしいと考えたからです。

しかし、このような最新デバイスやサービスを導入する際には、必ずコストがハードルの1つとなります。

志垣さま:コストについても当然検討しましたが、重視したのは学院側ではなく、学生側のコストです。教科書などの教材ですでに多くの出費がかさみますので、iPad必携化による負担感が大きくならないよう気を配りました。最終的に、入学時に必要な学生側の費用は導入以前よりも減るように設定しています。


ー 意識されていないことこそMDM導入の成功

こうして九州中央リハビリテーション学院は、2017年度からiPadの必携化を開始され、2018年度はさらに授業におけるiPad利用の幅を広げられました。例えば、筋肉の重なりをアプリで観察したり、実習の様子を動画で撮影したり、グループ学習にクラウドを利用したりといった活用が行われています。授業の双方向性がより向上し、学生の取り組みも積極性を増しているそうです。



実際の授業風景。教員も生徒もiPadを操作しながら授業を進めている。


また教員側からも、授業中に指導しやすくなるなどのメリットがありました。学生の持つiPadのアプリの立ち上げ状況やバッテリー不足を一覧でチェック可能なため、授業をスムーズに進行できるといいます。また授業の進行に追いつけていない学生は自分から言い出しにくいものだが、学生の表示画面をモニタリングする機能を使用し、そういった学生を教員の方からフォローすることができるようになったそうです。


米ヶ田さま:ASMとCLOMO MDMによって、アプリを活用した授業を安心して展開できるようになりました。しかし教員と学生のほとんどは、MDMをあまり意識していないでしょう。MDM自体は空気のような存在であり、意識されてしまうのはあまり良い導入とは言えません。教員や学生がその存在を意識していないということは、上手に導入できているということだと思います。

副次的な効果として、ペーパーレス化も進んでおり、授業中に配布したい資料をすぐに一斉配信できたり、学生が資料を忘れた場合にも対応できるなど、その使い勝手に対する評価は上々だそうです。

米ヶ田さま:もちろん電子化に不向きな紙資料も残っているためケースバイケースではありますが、適したものを適した状況で利用できるため、その選択肢が1つ増えたということは、ペーパーレス化に貢献できていると思います。

ー 医療人の育成を支えるCLOMO MDM

最後に、同学院のタブレット活用方法についての展望を伺います。

志垣さま:現状、iPadのようなデバイスは必ずしも教育に必要なものではありません。また客観的な教育効果も未知数です。ですから、いまはまだ期待の方が大きいと思います。このような状況の中にあって、デバイスを意図した形で利用できるようにするCLOMO MDMの存在は重要なものと言えるでしょう。本学院の基本理念である『知育・体育・徳育』のもと、専門的な知識と技能、心豊かな人格を備えた医療人を社会に送り出すべく、今後もさまざまな方法を模索していきたいと思います。




九州中央リハビリテーション学院の CLOMO 導入事例は、マイナビニュースへも掲載しております。是非、こちらもご覧ください。

※ 本事例中に記載の内容は掲載時点のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。





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kcr
学校法人立志学園 九州中央リハビリテーション学院
http://www.kcr.ac.jp/

掲載日 2018年9月21日

  • 平成18年4月開校
  • 学校概要
    – 作業療法学科と理学療法学科(昼間部・夜間部)を擁した4年制の専門学校として開校
    – 平成21年度から新たに3年課程の看護学科が開設
    – 平成23年度からは2年課程の介護福祉学科が開設
    – 平成29年度から国際介護学科が開設

CLOMO が解決した課題
  • 授業に必要なアプリケーションの管理、配布したい
  • 授業に関わりのないアプリをインストールさせたくない
  • 生徒の作業状況を確認したい
導入したサービス

CLOMOを使ったスマートデバイス活用のヒント集