Android活用事例(化粧品)
株式会社ノエビアホールディングス

画面が大きく使い勝手のいいファブレット端末と
安全性を約束する CLOMO MDM を合わせて導入

携帯電話 + 情報端末 + 通信カード = スマートフォン を CLOMO MDM で安全に活用。

  • 1

    盗難・紛失時の情報漏えい対策

    携帯性が高く、自由に持ち運ぶことができるがゆえの盗難・紛失時の情報漏えいリスクを低減するため、リモートでのデバイス管理機能を備えた CLOMO MDM を採用。

  • 2

    業務に無関係なアプリ利用の
    制御

    CLOMO MDM で利用可能なアプリをホワイトリスト指定し、業務に無関係なアプリを利用することによる業務効率の低下や、マルウェア感染のリスクを排除。

  • 3

    管理・運用業務の負荷軽減

    CLOMO MDM の管理者権限の階層化機能を使う事で、部門ごとの管理者設置や、一部の運用業務をアウトソーシングするなど、運用業務の負担を分散。

重たくて持ち歩きにくいノートPC。営業担当者が販売代理店の支援に注力できない。

ー スマートデバイスを導入された背景といきさつについてお聞かせください。

青木さま:私どものグループがスマートデバイス導入プロジェクトをスタートさせたのは 2012年9月のこと。スマートデバイス導入前、ノエビアと常盤薬品工業の営業担当者はフィーチャーフォンとノートPC、通信カードの “三種の神器” を会社から貸与されていました。ノートPC が経年劣化し、入れ替えの時期を迎えるにあたって、それを機会にワークスタイルとデバイスを見直そうという声が高まりました。
そこで検討の対象になったが、スマートフォン (スマホ) やタブレット端末といったスマートデバイスです。

滝川さま:ノエビアは全国の販売代理店によるカウンセリングを中心とした対面販売を基本としています。
お客様を集めて化粧品を試用していただく販売会を開くことも多く、ノエビアの営業担当者はその応援を行うことが主要な業務です。
しかし、ノエビアの営業担当者には女性が多く、重たいノートPC 持ち歩くのには一苦労していました。また、ノートPC を持つとどうしても営業資料やパンフレットづくりなどに時間を費やしてしまいがちになります。営業担当者が販売代理店の行動管理と販売促進活動だけに注力できるような働き方に変えていきたいといった要請があったのです。

水門さま:当グループは、グループウェアとして「IBM Lotus Notes / Domino」を利用しており、販売代理店の行動管理もそのデータベースを用いて行っていました。ただ、IBM Lotus Notes / Domino を使って行動管理を行うと文書の数がとても多くなって入力作業に時間がかかったり、管理部門の PC が動かなくなったりするといったことがありました。そのため、レスポンスが悪く、営業担当者の業務効率が悪いといった声も上がっていました。

こうしたことを改善するため、スマートデバイス導入の検討と時を同じくして、セールスフォース・ドットコムの「Sales Cloud」の導入検討も進めていったのです。Sales Cloud の導入には、従来、各社の営業拠点ごとでしかリアルタイムに把握できなかった営業担当者の現地での販売状況をノエビア営業本部でも把握できるようにするといった狙いもあります。また、セールスフォース・ドットコムの担当者から「Sales Cloud を導入するのであれば、スマートデバイスで利用するとより高い効果を得られる」といったアドバイスも受けていました。

滝川さま:じつは、スマートデバイス導入プロジェクトは今回で3回目であり、過去2回のプロジェクトでは、諸般の事情でスマートデバイス導入には至りませんでした。

しかし、今回はフィーチャーフォンの機種変更の時期が近づいていたこともあり、「ここでまたフィーチャーフォンという選択肢はない」と考え、スマホに置き換える方向で話を進めていったのです。

ただ、スマホはフィーチャーフォンに比べてパケット料金などが高く、運用コストが上がってしまうという課題がありました。しかし、テザリング機能付きのスマートフォンを導入すれば、通信カードが不要になります。
そこでフィーチャーフォンと通信カードをスマホ1台に置き換えればトータルコストを下げることができると踏んだのです。

青木さま:また、営業担当者に1台ずつスマホを貸与する代わりに、ゆくゆくはノートPC を返却してもらい、共用のデスクトップPC をオフィスに配置することも決めました。これによって、新しくノートPC を用意するコストを削減でき、スマホを導入してもコスト高にならない体制が整ったのです。

ー フィーチャーフォンをスマホに入れ替えるタイミングで、所管部署が総務部から情報システム部に移ったのでしょうか。

青木さま:過去2回のスマートデバイス導入プロジェクトが始まったころに、将来のスマホ導入を見据えて、ノエビアHD 全てのフィーチャーフォンの所管部署を総務部から情報システム部に移しました。ですから、一時期はフィーチャーフォンの管理も情報システム部が担っていたのです。

滝川さま:ゆくゆくは情報端末としてスマホを扱うことになるので、業務移管についてはとてもスムーズに行われました。

機能性と安全性を考慮し、4つの条件をクリアした “ファブレット端末” を採用

ー スマホの機種選定はどのように進めていかれたのでしょうか。

滝川さま:スマホの機種選定では、「テザリング機能を持つこと」「画面が大きくて見やすいこと」「通信エリアが広いこと」「既存の VPN を利用できること」の4つが条件になりました。

「テザリング機能を持つこと」については、先ほど話したとおりです。

「画面が大きくて見やすいこと」については、外出先での作業をすべてスマホで行ってもらうため、画面が小さいと営業担当者が不便を感じると考えたからです。

水門さま:「通信エリアが広いこと」については、ノエビアの営業担当者が日本全国津々浦々で営業活動を行っているため、通信環境に優れたキャリアの端末を選ぶ必要がありました。

「既存の VPN を利用できること」については、社内システムに接続する際のセキュリティを担保するためです。

そして当時、これら4つの条件をすべてクリアしたのが、NTTドコモの「GALAXY Note Ⅱ」(サムスン電子製)でした。GALAXY NoteⅡ はスマホとタブレット端末の中間の画面サイズを持つことから“ファブレット端末”(スマートフォンとタブレット端末の中間の画面サイズを持つスマートデバイス)とも呼ばれていますが、私どもとしては、あくまで“画面の大きなスマホ”を採用したという認識でいます。

CLOMO MDM 導入の決め手となった、アイキューブドシステムズの対応の素早さ

ー GALAXY NoteⅡ と合わせて、CLOMO MDM も採用していただいています。その経緯についてお聞かせください。

青木さま:過去2回のプロジェクトを進めていたときから「スマートデバイスを業務利用する際に MDM は必須である」という認識を持っていました。今回のプロジェクトでも、MDM の導入は大前提だったのです。
複数の MDM を比較検討した上で、アイキューブドシステムズの CLOMO MDM の採用を決めました。

採用の決め手は、「レスポンスの速い国内ベンダーのサービスであること」「管理画面の操作性が良いこと」「早くから Android 端末に対応していたこと」「ノエビアグループが必要とする機能を備えていたこと」の4つです。

水門さま:じつは過去2回のスマートデバイス導入プロジェクトを進めていたときにも CLOMO MDM の採用を検討し、動作検証などを行っていました。その際、アイキューブドシステムズの担当者に機能に関する要望を出していたのです。
結局、そのときのスマートデバイス導入は見送られましたが、今回、改めて CLOMO MDM を試用したところ、以前、要望を出していた機能がきちんと盛り込まれていたのです。

こうした顧客の要望に対する対応の素早さはアイキューブドシステムズならではだと感じました。

青木さま:ちなみに当グループが必要とした MDM の機能は、紛失や盗難の際、遠隔からデバイスの初期化・起動ロックによって情報漏洩を防ぐ「リモートロック・ワイプ」、パスワードロックやパスワードの複雑さを強制するなどといった「セキュリティポリシーの配布」、ホワイトリストあるいはブラックリスト形式で利用可能なアプリを設定し、違反アプリは検知して警告する「アプリ制御」、「管理者権限の設定」といったことです。

なお、アプリ制御ではホワイトリスト形式を採用し、使えるアプリをかなり制限しています。便利アプリ系については、個人のスマホで利用してもらい、会社貸与のスマホは業務に特化したスタイルにしています。また、マルウェア対策は CLOMO MDM のアプリ制御機能で利用できるアプリを制限することにしているので、GALAXY NoteⅡ にプリインストールされた「ドコモ あんしんスキャン」で行えると判断しました。

管理者権限の階層化により、管理機能の一部を社外にアウトソーシングできる

ー CLOMO MDM でセキュリティを担保できると考え、スマホを本格的に導入されたのですね。

滝川さま:2013年4月に、ノエビアHD とノエビア、常盤薬品工業、ボナンザの4社で合計740台の GALAXY Note Ⅱ を導入し、本格的に展開しました。

現在、GALAXY Note Ⅱ で利用できるのは、IBM Lotus Notes / Domino のメールボックスと、IBM Lotus Notes / Domino のデータベースを用いた営業拠点ごとの掲示板の閲覧、事業会社ごとの掲示板の閲覧、ウェブシステムの売上実績照会、Sales Cloud の SFA の閲覧と入力です。また、役員の端末では稟議書決済も行えます。

水門さま:GALAXY Note Ⅱ の配布は、一斉に行いました。CLOMO MDM をはじめとする業務に必要なアプリの設定や、Android 端末向けデジタルコンテンツ配信サービス「Google Play」の設定といったキッティングを済ませた上で各拠点に一斉配布。大きな混乱もなく、スムーズに GALAXY Note Ⅱ を導入することができました。

青木さま:GALAXY Note Ⅱ の使い方の説明などについては、われわれ情報システム部のスタッフではなく、アウトソーシング先のヘルプデスクのメンバーが行っています。

GALAXY Note Ⅱ 配布後、2カ月間くらいはヘルプデスクへの問い合わせが多くありましたが、今ではかなり少なくなりました。CLOMO MDM の運用もヘルプデスクが担っています。

CLOMO MDM は管理者権限の階層化を行うことができるため、管理機能の一部を社外にアウトソーシングしたり、部署ごとの管理者を設置したりするなど柔軟な運用ができるのです。この機能を使ってヘルプデスクのメンバーだけが操作できるコマンドを用意し、グルーピングできるので便利ですね。

営業現場の実態に即した営業施策をよりスピーディーに行えるようになった。

ー スマホの導入によってどんな効果が得られたのでしょうか。

滝川さま:GALAXY Note Ⅱ の導入によって得られた第一の効果は、ノエビアの営業担当者が行動管理に注力できるようになったことです。また、営業担当者からの業務報告が素早く行われるようにもなりました。営業活動が終了し、オフィスに戻ってから PC で入力するのではなく、移動時などの空いた時間にスマホを使って入力できるようになったからです。

それにより、当社営業本部のスタッフが全国の営業担当者の行動をリアルタイムで把握できるようになりました。また、拠点長会議で拠点長から聞く話だけでなく、営業現場からの生の声を吸い上げることも可能になったことで、営業現場の実態に即した施策をよりスピーディーに行えるようにもなりました。

ー 今後の事業展開や CLOMO MDM への期待について教えてください。

水門さま:今後、社内システムのうち Sales Cloud に載せ替えられるものは順次、載せ替えていき、GALAXY NoteⅡでも使えるようにしていくことを検討しています。それを実現することで営業担当者の働き方にも良い変化が起きるでしょう。

また、タブレット端末の導入も検討中です。
すべてのスマートデバイスを一括で管理するため、GALAXY NoteⅡ と同様、タブレット端末でも CLOMO MDM を活用していきたいと考えています。タブレット端末は Wi-Fi 専用機を選択する予定なので、キャリアフリーな点も CLOMO MDM 採用のポイントになるでしょう。

青木さま:タブレットに関しては「Windows 8」端末も候補一つです。CLOMO MDM も iOS と Android に加え、なるべく早く Windows 8 にも対応してもらえることを期待しています。

ー ありがとうございました。

インタビュアー:アイキューブドシステムズ マーケティング本部 庄司知代

※ 本事例中に記載の内容は掲載時点のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

NOEVIR HOLDINGS
株式会社ノエビアホールディングス
https://www.noevirholdings.co.jp

掲載日 2013年9月

  • 2011年3月22日設立
    (1964年4月創業)
  • 資本金:73億1,943万円
  • 業務内容:化粧品事業を中心とし、医薬・食品事業などを展開
  • 従業員:124名 (連結1,798名)
  • (平成24年9月30日現在)
“ノエビアの営業担当者には女性が多く、重たいノートPC 持ち歩くのには一苦労していました。”

情報システム部 課長
滝川 奈緒美 様

“顧客の要望に対する対応の素早さはアイキューブドシステムズならではだと感じました。”

情報システム部 課長代理
水門 陽介 様

“採用の決め手は、レスポンスの速さ、管理画面の操作性、早くから Android に対応していた事。”

情報システム部
青木 隆 様

CLOMO が解決した課題
  • 盗難・紛失時の情報漏えい対策
  • 業務に無関係なアプリ利用の制御
  • 管理・運用業務の負荷軽減
導入したサービス
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