法人におけるスマートデバイス利用実態報告

2013年 CLOMOユーザー調査より

企業でのスマートデバイス導入が本格化したスマートデバイス利用実態(導入目的や課題など)について、CLOMOユーザー調査結果を踏まえて説明します。

調査概要
・調査名 :CLOMO Customer Survey 2013
・調査対象:CLOMO ユーザー企業 350 社 (無作為抽出にて選定)
・回答社数:161 社 (※ 1 社 1 回答)
・調査方法:メール DM によるウェブアンケート形式
・調査期間:2013 年 11 月 11 日 (月) ~ 12 月 27 日 (金)
・調査元 :株式会社アイキューブドシステムズ

1. スマートデバイス導入時には
「社外業務の効率化」に期待

外出先でのメール対応

スマートデバイス導入の目的 (複数回答) としては、「外出先でのメール対応 (78%)」が最も多く、次いで「営業ツール (55%)」「社内システムへのアクセス (53%)」が上位を占めました。
上位を占める項目は、スマートデバイスならではの機動性に注目した効果であり、多くの企業がスマートデバイス導入にあたり、社外業務の効率化への期待が高い様子が見えます。

2. 「管理者の運用コスト」が「セキュリティ不安」と
共に導入時の重要検討課題に

紛失などの危険性

スマートデバイス導入の課題 (複数回答) としては、「紛失などの危険性 (77%)」「情報漏えい等のセキュリティの不安 (75%)」が高い数値で上位を占め、次いで、「管理者側の運用管理に関わる負担 (55%)」が多く選ばれました。
最上位の 2 項目から、紛失などのトラブルが情報漏えい等のセキュリティリスクを招く恐れがあると、大半の企業が意識している様子が見えます。
さらに、「管理者側の運用管理に関わる負担」を選択した企業が過半存在し、スマートデバイス導入後の管理・運用に対する課題認識を多くの企業が感じている様子が見えます。

3. BYOD はバズワードを乗り越え、
スマートデバイス導入時の現実的な検討課題へ

既に導入済み

BYOD とは「Bring Your Own Device」の略称で、私物端末を業務でも活用することを指します。本調査では PC を除き、スマートデバイス (スマートフォン・タブレット端末) の BYOD について調査を行いました。
「既に導入済み (21%)」「導入を予定し、計画を進めている (14%)」「検討を行った結果、導入しないと決定した (19%)」という結果になり、既に約半数の企業が BYOD について検討済または検討中の状況ということがわかりました。
BYOD は、近年バズワードとしては認知が広がりつつありますが、実際に導入へ踏み込む企業は限定的だと推測していました。しかし、実際には、導入に向けた現実的な検討を行っている企業も少なくないようです。ただし、BYOD を導入した企業と導入見送りとした企業がほぼ同程度に存在することから、BYOD のメリットやシャドー IT対策に企業が理解を示しはじめた反面、BYOD を業務に導入する抵抗感や乗り越えるべき課題も少なからずありそうです。
なお、BYOD 導入のメリットや課題については、 当社にてまとめた BYOD ガイドライン 2013 をご参考ください。

4. OS 選定では「コスト」よりも「セキュリティ」を
重視する傾向に

iPhone

現在導入しているスマートデバイス (複数回答) としては、「iPhone (48%)」「iPad (91%)」「Android Phone (24%)」「Android タブレット (15%)」という結果になりました。
MM総研 (*) の調査によると、iOS を選択する企業は「セキュリティ」、Androd を選択する企業は「コスト」を重視しています。これらの結果を踏まえると、業務用スマートデバイスの選定時に「セキュリティ」を重視する企業が多い傾向にあると考えられます。

* 株式会社MM総研「法人ユーザーにおける携帯電話 / スマートフォンの導入配布状況・ニーズに関する調査 (2013年度版)」より

5. 約8割の企業がスマートデバイス全社展開に移行中

ほぼ全部署

現在導入しているスマートデバイスの配布部署 (複数回答)として、「ほぼ全部署」に配布していると見える企業が全体の39%に存在しました。スマートデバイスの配布職位 (複数回答) としても、「全社員 (37%)」「職位に関係なく、目的に沿って配布している (48%)」と企業の85%が全社展開しています。 スマートデバイス業務活用の検討段階から本格稼働段階へと移行している様子が見えます。また、80%以上の企業が「営業部門」で利用しており、「社外業務の効率化」を目的としている様子もあわせて推測されます。

6. 管理・運用サービスでは「機能の有無」よりも
「機能の使い勝手」に注目が高い

CLOMO MDM機能の満足度

CLOMO の代表的な製品である「CLOMO MDM」「CLOMO SecuredBrowser」「CLOMO SecuredDocs」「CLOMO SecuredMailer」の機能について、総合的な満足度を調査したところ、大変満足・満足が約 40% を占め、同製品の管理画面の使い勝手については「大変満足・満足 (24%)」「普通 (57%)」「不満・大変不満 (14%)」という結果になりました。不満を感じている方の具体的な意見として、運用規模が100台以上の企業では、大量の端末をもっと手軽に管理したいという意見が多く、運用規模が100台未満の企業では、担当者の ITリテラシーの多寡に関わらず管理出来るようにしてほしいという意見が多くありました。スマートデバイス管理に必要な機能はある程度提供出来ているものの、使い勝手の面では改善の余地があることを改めて認識いたしました。

CLOMO MDM の詳細はこちらご確認ください
SecuredBrowser の詳細はこちらご確認ください
SecuredDocs の詳細はこちらご確認ください
SecuredMailer の詳細はこちらご確認ください

調査を終えて

本調査結果から、スマートデバイスを全社に導入する企業や BYOD を検討する企業が確実に増え、スマートデバイス活用が、国内で着実に進んでいることを改めて実感致しました。一方で、CLOMOシリーズの管理・運用サービスでは、より一層の改善を求められていることも実感しました。
今回ご紹介したのは調査内容の一部となりますが、アイキューブドシステムズは、ご回答とご意見、いただいた機能の要望など、お客様の声一つ一つを大事にしながら「全てのお客様が求める様々な管理・運用・活用スタイルに最適解を提供するスマートデバイス管理・運用プラットフォームサービス」の実現へ向けて、サービス改善・提供に励んで参ります。

最後に、CLOMOシリーズの提供以来、お客様と共にサービス改善を行い、お客様やパートナー企業様に一部ご不便をおかけしつつも、CLOMOシリーズに期待し続けていただいた結果として、CLOMO MDM は、国内 MDM市場 3年連続シェア No.1 を達成できました。CLOMOシリーズに期待し続けて頂いたお客様やパートナー企業様、並びに、このような気付きを与えていただいた2013年 CLOMOユーザー調査にご協力頂いた関係者の皆さまに改めて、厚く御礼申し上げます。

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