windows用mac用

フォーラムエンジニアリング様

 

フォーラムエンジニアリング様
  • 企業情報
  • ・1981年設立
  • ・総合的な技術系人材サービス
  • ・従業員 3530 名
  • www.forumeng.co.jp/
  • 情報システム部マネージャー 加藤勉様

 

1981年創業以来、技術系人材サービスの有用性をいち早く提唱し、優れた技術力の柔軟な提供を通じて技術立国日本を支えるとともに、エンジニアが才能を発揮でき生き生きと働ける場所と機会を提供され続けているフォーラムエンジニアリング様。今回は同社の、クラウドやスマートデバイスなど、次世代のITを活用した従来の業務プロセスの見直しから、ビジネスモデル変革への取り組みについて、お話を伺いました。

 

社内ITインフラを大きく見直すことを機に

ー iPhone や iPad などのスマートデバイス導入の経緯をお教え下さい。

加藤さま:実は、数年前まで、弊社の社内業務環境はほとんどシステム化されていませんでした。一部バックオフィスを支援するシステムがある程度で、担当者レベルで給与計算・請求書発行などもエクセルなどで処理するような状況でした。総合的な「エンジニア」人材サービスを提供する弊社がこういった状況では、さすがにまずい(笑)ということで、Google AppsやSFAなどの導入を一気に進め、業務の効率化を推進してきました。これらクラウドベースでのシステム導入が進む中、営業や派遣した社員などフロントサイドから、外出先からもアクセスできるような環境が欲しいという話が持ち上がり、2010年春 全社に iPhone を導入、またその後少し経ってから、お客様にも画面を見せられる端末として、当時発売されたばかりだった iPad の導入を決めました。

 

ー その他の端末との比較はなさったのでしょうか?

加藤さま:候補としては、モバイルPCも検討したのですが、携帯性や起動時間の速さなどを考慮し、スマートデバイスを選定しました。また、社員個人個人、そして自分たちIT部門のメンバーも最新のテクノロジーに”触れる”事で生まれるインスピレーションから、

スマートデバイスを導入による判断スピードの向上

 

新たなビジネスアイディアを得たいという思いもありました。また、OSを統一することで管理コストが下がることに加え、ユーザである社員の端末利用に関する教育コストが大幅に低減され、浸透度が大変高まることも大きなポイントでした。何より「かつて無い新たな試み」を期待できたのは iPhone と iPad だけであり、iPad については当時タブレットは iPad しか発売されていなかったので選定で迷うことはありませんでしたね(笑)

 

 

 

 

コミュニケーションを変革するスマートデバイス

ー 実際にスマートデバイスを導入されて、最も効果を感じられるのはどの様な場面でしょうか?

加藤さま:我々は、iPhone / iPad という高機能モバイル端末により、従来「時間」「居場所」「形式」という属性に縛られていた「コミュニケーション」が解放されたと考えています。いつでも、どこからでも、用途に適した情報媒体を選択できることで、実ビジネスにおける案件情報共有と課題に関する判断スピードが圧倒的に向上していることを体感しています。

 

社員間では、SMS/MMSが飛躍的にコミュニケーションを活性化し、ビジネスを加速させています。電子メールだけでは、どうしてもコミュニケーションが形式張り、YES か NO かの判断を仰ぎたいだけなのに、挨拶文や、署名など、スムーズな意思疎通の流れを阻害する要素が含まれてしまいます。SMS/MMS は、時間や場所に縛られることなく、いつでも、かつカジュアルに、必要な情報のみでのやり取りが可能なので、意思決定までのスピードが大幅に向上しました。

 

また、現在 実験的に取り組んでいる内容として、Facetime(Apple社のテレビ会議システム)を商談に利用しています。例えば、一般的な商談では、数日前にお客様にアポイントの連絡を入れ、「時間」と「場所」を押さえた上でその場に臨むわけです。しかし、「アポイント確定日から商談までのリードタイム」「移動時間」など、「商談という場を作るための時間」が膨大にかかっているのが実情で、もどかしさを感じていました。ここで、弊社とお客様側に iPad を用意しFacetimeを用いれば、そのような調整時間が不要となり、15分や30分といったお客様の隙間時間で、お客様と情報共有が実現出来ます。この取り組みは、より的確なタイミングで、より早くお客様のニーズと弊社のリソースを摺り合わせることができ、お客様と弊社の互いの業務効率化、機会損失の減少が図れるものになると期待しております。

 

 

 

Yubizo Engine を使い「10日間」で自社アプリを開発

ー その他にもスマートデバイスの活用方法があればお教えください。

加藤さま:今お話ししたような使い方の他に、御社の Yubizo Engine を用いて、スキルシート(それぞれのエンジニアのプロフィールのようなもの)をアプリで簡単に参照できる自社アプリを開発し、活用しています。これまでは、各商談に合わせて、紙に印刷したスキルシートをお持ちしていたのですが、この方法だとその場で挙がるクライアントの要望に対して柔軟な対応が取れずに「持ち帰る」ケースなどもあり、結果として機会損失している事を感じていました。そこで、全てのシートをアプリに入れて、また紙面の上では表現できない動画なども見せられるようなアプリを作りたいと言う所で、色々と調査した結果、見つけたのが Yubizo Engine でした。Yubizo Engine は HTML5 と JavaScript という WEB開発を行うスキルセットでモバイルアプリが出来るというもので、何よりもその開発速度の速さに惹かれました。実際に、我々のアプリもモックアプリの開発から、納品までが10日という速度で進み、そのスピードには大変驚かされました(笑)

 

 

 

開発スピードを評価し CLOMO を導入

ー 御社には、1st ユーザーとして CLOMO を導入頂きました。選択のポイントなどあればお聞かせ下さい。

加藤さま:現在弊社では、iPhone や iPad に触れる事で新たなビジネスのオポチュニティを見出そうとしていますので、個人個人の端末利用方法に制限を設けていません。ただ、当然業務で使う以上、端末には様々な顧客や商談の情報が保存されています。万が一の盗難・紛失に備えが必要でしたので、端末を一括管理できる仕組みを探しており、見つけたのが CLOMO です。2010年末当時はまだ、国内にMDMを提供しているサービサーがいなかった(笑)という点は最も大きいのですが、当時フロントサイド向けのiOS業務アプリ開発で協力頂いていたアイキューブドシステムズさんの技術力の高さは十分に知っていましたし、SaaS サービスとして日に日に機能強化されていく点を評価し導入を決めました。

 

 

 

エンジニアの「ここで働きたい!」を実現するプラットフォームへ

ー 今後はどのような展開をお考えでしょうか?

 

加藤さま:いま我々は「エンジニアピット(http://www.e-pit.jp/)」というエンジニア向けの求人情報ポータルサイトを展開しています。その他のポータルサイトとの最大の違いは、個人(エンジニア)の意志を何よりも大切にする、という点です。通常、この手のポータルでは、企業側がユーザに対して「スカウト」するのに対し、エンジニアピットでは、ユーザがその企業で「働きたい」という意思をプッシュで示すことができます。後は、その情報を元に、我々の方で、意思を表明してくれたエンジニアを採用頂けるよう企業に働きかけます。昨年の10月にオープンしたばかりですが、これから、スマートデバイスへの対応などできればと考えています。

 

アイキューブドさんもメッセージの中で、これからのITは環境として「個人の感性が尊重され、引き出されるようになる」というお話をされていますし、方向感という意味で非常に近いものを感じます。今後とも、より深いパートナーとしてお話させて頂ければと思います。

 

ー こちらこそ、よろしくお願い致します。ありがとうございました。

 

 

インタビュアー:アイキューブドシステムズ マーケティング本部 深野慧甫